今日はスタッフが自信を持っておススメできるダイビング用マスクのご紹介。
その名も「マンティス5」。
フィンでも登場しましたが、メーカーは日本の鬼怒川こと「GULL」。
こちらの前身ともいわれた元祖マンティスは、インストラクターの8割以上が愛用していたといっても過言ではありません。
30年以上も前に確立したフォルムは、日本人だけでなく、多くの外人ダイバーに愛され、まさに世界のベストセラーと呼ぶにふさわしいモデルだと言えます。
現在、GULLからはさらに上位モデルの「マンティスLV」「ヴェイダー」が発売され、こちらが主力モデルとなってしまっておりますが、個人的にはこの元祖マンティスの進化版「マンティス5」をおすすめします。
一番の特徴はなんといってもボリューム感のあるシリコンスカート。
通常のマスクと比べれば、その厚みに驚かされます。この厚みによって、どんな形状の顔にも適合する極上のフィット感を実現しています。
最近のマスクは、この厚みをできるだけ薄くすることにより、広い視界を得ることをアピールポイントにしています。
しかし、ダイバーにとっては、視界の広さよりも顔あたりの良さやフィット感、そしてダイビング中に海水が入ってこないということは何ものにも変えがたいと言えます。
ただ、一昨年から新たにラインナップされた「マンティス5」では、元祖マンディスから視界の狭さが改良され、フィット感はそのままに、良好な視界を確保しています。
次にインストラクターやプロダイバーが愛用する理由は、耐久性が抜群、交換パーツのラインナップも豊富ということ。
耐久性に関しては、スカートのシリコン部分の裂けや変形が数年使っても全くありません。車で踏んづけても壊れなかったという逸話があるぐらいです。
さらに、万が一壊れてしまっても、マスクフレーム、バンド、バックル、リティーナーと各パーツが器材量販店に行けば、取り寄せしなくても、簡単に手に入れることができます。
しかも、フィンやBCD、ウェットスーツを新調したので、それに合わせてフレームカラーだけを組み変えるということも可能です。
とにかく、迷ったらとりあえず「マンティス」ですね。
自分も含めて、当店のレンタル用器材としても全てこのモデルを使っています。
(度付きマスクは除く)