まずは、僕の使っているコンパクトデジカメ&水中ハウジングについてご紹介。
実はこのカメラ、2009年4月発売のモデル。
ダイビング用カメラ専門メーカーのSEA&SEAのDX-2Gという機種。
なんと2024年現在で15年前も昔のカメラだったり。
中身のカメラはリコーのGX200という機種をSEA&SEAが水中撮影用にカスタマイズしたもの。
当然、販売終了となってまして、今、手に入れようと思ったら、
オークションかメルカリで探すしかないという状態。
ちなみに現在使ってるこのカメラは2022年7月にメルカリで上記のセット6,000円でゲット。
ワイドレンズまでついてきてこの価格は超お買い得なのだ。
ここ最近のダイビングブログの写真などはすべてこのカメラで撮影したものですよ。
ゲストからはよくキレイに撮れてますってお褒め頂くことも・・・。
けど、これらの写真は全て、外付けストロボ無し、マクロレンズ無しという状態で撮影(!)。
うちはダイビングライセンス講習が多いので、講習の邪魔にならないようにと、
カメラはBCDのポケットに収まるサイズまでというポリシー。
それでもこれだけ撮れるってすごくないですか?
これらを踏まえて、新たに水中カメラを買うとしたら、
最低限、この15年前の骨董品以上の性能はほしいところですね。
まずはマクロ能力。
カメラ自体がマクロモードでどこまで接写できるかってこと。
15年前の僕のカメラで「マクロ1cm」。
実際はマクロ1cmでも、最大ズームで15cmぐらいは離れて撮る。
でないと、内蔵フラッシュでは光が全体に当たりません。
ただ、マクロ3cmとかだと、60cmぐらい離れないとピントが合わない。
これでは光学3倍ズームぐらいだと被写体をさっぱり大きく撮れなし、
内蔵フラッシュの光もイマイチ弱くなってしまう。
次は画角。
DX-2Gで「35ミリ換算で24mm」。
この数字が小さいほどより広範囲が撮れる。
さらにはより明るく写真を撮ることができる。
海の中は太陽光が弱まり、圧倒的に光量不足となるので、出来るだけ画角の大きなレンズが欲しいところ。
画角はレンズの大きさによってほぼ決まるので、コンパクトサイズのデジカメでは35mmってものが多いです。
画角の数字が小さいほどより広い範囲が撮れる。
ちなみにワイドレンズを付ければ、この画角はカバーされるけど、
内蔵フラッシュがレンズの影になってしまって使えなくなるので、外付けストロボも必要になることも。
ただ、このDX-2Gのすごいところはワイドコンバージョンレンズ装着時であっても、
ある程度、被写体と距離を取ることによって、内蔵フラッシュの光を当てることができるので、
外付けストロボが無くともそれなりにワイドな写真も撮ることもできるのだ。
透明度の高い沖縄の海では、ワイドな写真をバシッと撮りたくなりますよね。
最後は「絞り優先モード」があるか無いか。
水中モードとか、スポーツ、風景とかそんなのではありません。
「絞り」とはすごく簡潔にゆって明るさの調節だと思ってください。
海の中では陸上と同じようなオートモードでは、まずキレイに撮れない。
1眼レフとまではいかないけど、ある程度マニュアル的に使える機能は必要不可決。
必要なものはこの3つだけ。
え、画素数は?、ズーム性能は?って思うかも。
やっぱりカメラはレンズが命なんですよねぇ。
最後にじゃあ、今欲しいカメラは?って言われれば、
即答でOM SYSTEMのTough TG-7でしょう。
画角は25㎜から、スーパーマクロモードで1cmまで寄ることができるのだ。
詳細は、OM SYSTEMホームページ。
ただ、やはりワイドレンズを付けると、外付けストロボが必須となってしまうので、
今のDX-2Gを使い続けていたりするんですよね~。
一応間違いがありますので、書き直された方が良いと思います。
ニコノスはニコンの製品です。SEA&SEAはそのライバル機を販売してました。
ご指摘、ありがとうございます。
SEA&SEAはモーターマリンⅡでしたね~。
こんな古い記事までご覧頂き、ありがとうございます。
近々、陳腐化してしまった記事は追記、更新する予定でおりますので。