あのプニプニした水玉サンゴって知ってますか?

水玉サンゴは別名「バブルコーラル」とも呼ばれ、なんと沖縄以南にしか生息しないそうです。

しかもこんなにプニプニだけど、実はハードコーラルだったりします。
この水玉の下に本体があり、夜になるとこのプニプニがしょぼんで、本体から触手を伸ばしてお食事タイムになるそうです。

今日はその不思議な水玉サンゴをホストとする水中生物についてご紹介。


ミナミクモガニ
まずはダイバーにも人気のミナミクモガニ。

昔はオラウータンクラブの愛称で呼ばれてましたね。
見た目も去ることながら、そのコミカルな動きがとっても気になります。

写真を撮るときには是非、バンザイ!の瞬間を狙いたいですね。


バブルコーラルシュリンプ
お次はバブルコーラルシュリンプ。

学名はウィルフィリピンエンシス。

スケスケな体、水玉サンゴに埋もれるように顔を出す姿はなんとも言えません。
水中撮影の際は、ライトを使ってフォーカスを合わせるとキレイに撮れますよ。


イソギンチャクモエビ
最後は定番のシャチホコエビことイソギンチャクモエビ。

お尻フリフリしてるところがなんともキュート。

群れで数匹いることが多いので、一番大きな個体を狙って撮影しましょう。


イソギンチャクエビ
ちなみに、「モ」が抜けた、一字違いのイソギンチャクエビという酷似した名前のエビもいるけど、間違えないように注意したいですね。

僕もガイド見習いの頃は、なんでもかんでもイソギンチャクエビとしていたような気が…。

皆さんはきっちり区別して名前を呼んであげてくださいね。


この3種+1種はリクエストがあれば、ほぼ確実に見ることができます。

しかも、砂辺海岸や真栄田岬などでバディ潜水をする方でも、自力で発見するのも簡単ですよ。

今までサラッと見過ごしていた水玉サンゴ。意外といろんな水中生物達が住んでいたりするんですよ。