今回は東海岸編。
東海岸ってあまり馴染みは無いと思いますが、
ポイントとしては、初めてのダイビングライセンス講習でお馴染みの奥武島、ウミウシ天国の金武・レッドビーチが有名です。

一見すると、泥、砂で殺風景な海の中ですが、じっくり探せば、ザクザクとウミウシが見つかります。
深度も最大で10m前後と浅いので、たっぷり1時間以上潜ることもしばしば。

【追記】
レッドビーチは2011年2月~2012年10月まで、潜水禁止となっておりましたが現在は新しくできた施設を利用する条件で解禁となりました。


マダライロウミウシ
東海岸というよりもレッドビーチを代表するマダライロウミウシ。

ほんとコイツはそこらじゅうでごろごろよく見かけます。
ここではこんなに見かけるのに、西海岸だと見つかることがあっても、単独でいることが多い。

面白いのはその生態。電車ごっこのようにつながって移動します。中には3固体、4固体もくっついていたりもします。

似たような種類ではヒョウモンウミウシ。見た目はほぼ同じですが、マダラと違って、背中の水玉がドーナツのようにリング状になったものが2、3個混じっていたりします。こっちのほうがちょっとレアだったり。


フジナミウミウシ

東では定番のフジナミウミウシ。

背中の模様がとっても特徴的。似たような名前のシラナミイロウミウシってのもいますが、こっちとは見た目も大きさも全然違う。

体長は大きくても15㎜くらいでなかなか可愛い。赤系のウミウシって少ないので、初めて見る方はハッとするかもしてませんね。


ホシゾラウミウシ
最後は、奥武島やたまに西海岸でもでよく見られるホシゾラウミウシ。

まさに星空のような色合い。ツノ(触覚)、ボンボン(2次鰓)のビビットな赤が刺激的です。そして、何よりも星空というロマンチックなネーミングがいい感じですね。

こちらも似たような色でヨゾラミドリガイという種があります。こっちは、ミドリガイなのでボンボン(2次鰓)は持ちませんが、同様にキレイな色しています。


以上、西と東の定番ウミウシをご紹介。

皆さん、見たことある種はいくつありましたか?