PPB(中性浮力徹底強化)
PPB(中性浮力徹底強化) | 本数 | 料金 |
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・ビーチ開催 | 2本 | 19,800円 (税込21,780円) |
・ボート開催 | 2本 | 24,800円 (税込27,280円) |
※料金に含まれるもの
※追加料金で追加できるもの
中性浮力って何?「適応力」とは?
水中に入ってダイバーが沈み気味はマイナス浮力、浮き気味がプラス浮力です。その中間、浮きも沈みもしない状態が「中性浮力」だと言えます。
ライセンス取得の際にも、フィンピボットやホバリングを通じて中性浮力のトレーニングを行いました。 このコースではそれらのスキルをさらに発展させて、「適応力」を身につけてもらいます。
浮力はダイビング中、深度によるウェットスーツの浮力変化、流れ、空気消費に伴うタンク重量の変化によって刻々と変化します。 その変化に対して、即座に中性浮力の状態を作り出せるような能力を「適応力」と言います。
イマイチ中性浮力に自信が無いという方は、この「適応力」が身についていないと言えます。
呼吸のコントロールがカギ!
浮力コントロールを行う際に、真っ先にBCDのインフレーターに手を伸ばしてはいませんか?
それではわずかな深度の変化でも、BCDの浮力も変化し、何度もインフレーターの操作が必要になります。浮力コントロールが難しくなるとともに、BCDのエアーの出し入れに伴う空気消費が大きくなります。
では、どうやって?
それは「呼吸」です。人間の肺活量は少なくとも2L、多い人では5L近くあります。これはウェイトに換算すると、2kg、5kgとなります。 人間の肺だけでもかなりの量の浮力コントロールができると言えます。
しかし、ダイビング中は大原則として呼吸を止めないことがルールとなります。息を吸って浮いて、吐いて沈んでを繰り返していては、中性浮力どころではありません。 そこで思い出してほしいのが、フィンピボット。息を吸ってから浮かび始めるまで、息を吐いてから沈み始めるまでに、随分長いタイムラグがあったと思います。
このタイムラグを利用して、マイナス浮力を作りたいときは、息を吸って浮き始める前に息を吐けばゆっくりと沈み始めます。プラス浮力を作りたいときはその逆になります。 この呼吸のリズムを変えることが、中性浮力を身に付ける上で最も大切な「呼吸のコントロール」だと言えます。
適正ウエイトチェックで、BCDの操作は最小限に
中性浮力に自信のあるダイバーはほとんどBCDの空気の出し入れを行いません。
基本的には、潜降開始時に完全に抜く、あとは深度が深くなるにつれて少しずつ入れる、そして浮上開始から少しずつ抜く、深度に合わせて調整するのみで、中性浮力をとるための微調整は呼吸のコントロールによって行います。
ただし、潜降開始時からかなり沈み過ぎ(オーバーウェイト)な状態だと、常時BCDにかなり空気が入っている状態で泳ぐことになり、呼吸のコントロールだけでは困難な状況になってしまいます。
そこで本コースでは、最初にきっちりギリギリ沈めるだけの適性ウェイトを見極め、基本的には呼吸のコントロールによって中性浮力、深度の変化に対応する場合のみにBCDを使用するようにしています。
初心者の方を応援します。サンゴに優しいダイバーになろう!
近年、慶良間諸島をはじめ、沖縄のダイビングポイントではサンゴが減りつつあります。 地球温暖化による海水温の上昇、赤土流出、オニヒトデやシロレイシガイダマシによる食害など様々な要因はありますが、 ダイバーの接触によるサンゴの破壊による影響も少なくはありません。
このコースを終了し、初心者ダイバーの方もきっちり中性浮力のスキルを身につけることで、 サンゴを破壊することなく、沖縄の美しい海を堪能していただけたらと思っております。
お申込みに当たって
参加前条件
PADI、もしくはその他の指導団体のCカード(NAUI、BSAC、CMASなど)を保有し、ログブックによりその経験を証明できる方。まだダイバーではない方は、まず最初にライセンスCカード取得にチャレンジください。
現在の健康状態に不安な方は、病歴診断書を事前に確認してください。病歴欄に該当項目のある場合は、お問い合わせください。
ダイビング終了後は健康上の理由から飛行機搭乗までに18時間以上あけていただく必要があります。
料金に含まれるもの
教材、講習費、申請料、器材フルレンタル、タンク・ウエイトレンタル代、傷害保険、飲物、那覇市内への送迎(レンタカーの方はご相談ください)
ご準備していただくもの
Cカード、ログブック、マイ器材(所有している方)、タオル、水着(服の下に着用)、お金(ランチ代程度)、筆記用具
※証明写真についてはこちらで撮影致します。
ご予約は?
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